「自転車修理?楽勝じゃん」って平然と言いたい。
どうもー。
今日は、自転車のパンク修理!
イースターでフランクフルトへいってから、ほったらかしだったやつです。
自転車のパンク修理方法を知らなかった訳ではないんです。
車輪外して、インナーチューブ抜いて、穴の位置を探してパッチで補修して、元に戻す。
高校の時に伝授されていたんですが、大学に入ってパンクした時に自分で直すと空気を入れた瞬間に銃声みたいな音と共に、またパンクしました。
小学校の理科でのエナメル線削りといい、パンク箇所のパッチ貼りといい、デリケートな作業はどうも苦手みたいです。(途中のヤスリがけ作業)
ということで、どうやってこのパンクを直すか友人にヘルプをしてみたんですが、
補修パッチを貼るよりも新しいインナーチューブを買った方が安いらしい。
インナーチューブは自転車屋さんに売っているので、もういっそ全部直してもらおうかと、パンクした自転車を抱えて学校から、友人オススメの自転車屋さんに行きました。
開店時間:14時半〜
時間は昼前。午後から授業。
キツいな・・・。
そこでプランAをひらめく。
「授業前に、自転車を自転車屋さんに預けて、帰りに受け取り」
いける!!
とりあえず、報告に一度、学校へ戻る。
「いやー、開いてなかった・・・。授業前に、一回行って・・・」
友人は学校で作業中だったんですが、その言葉に手を止める。
「だめだ。他の手を考えよう。今直すと、行きも自転車でいけるぞ!」
プランAがなぜか頑なに却下される。
学校付近の自転車屋さんを調べると、午後から開店するお店ばかりでなかなか見つからない。しばらく、調べていると、隣で作業していた初対面の人まで探し始めてくれた。
「そういえば、近くにインナーチューブ自販機があるぞ。」
自販機!?
ドイツで自販機は結構レア。日本のようにジュースがそこかしこに売っている光景はみたことがないほど。そんなドイツで自販機!?日本でもネェよ!!
とはいえ、ちょっと面白そうだったのでそこへ行ってみる事に。
ありました。自販機。
インナーチューブ専用自販機。
ちなみに、ミュンヘンにはレゴの自販機もあるらしい。なんでや!ジュース先に売ってくれ!とまぁ、軽いツッコミは置いといて、早速。
価格は6ユーロ。(コインのみ。)
自販機は大抵コインオンリー。実際ユーロは5ユーロから紙幣。そんなに多く小銭を持ち歩かないんですが、まさかの今回は奇跡的に持ってました。
レアな自販機があったこと、コインを持っていた事にテンションマックスで、26インチのインナーチューブボタンを押す。
でてこない。
あら?
ちょっと強めに押す。
ボタンがなぜか凹む。
ファッ!?
1年前、アメリカ、ナショナルパーク付近のホテルでお金を入れたまま動かなくなった自販機の思い出がフラッシュバックする。
インナーチューブ自販機はうんともすんとも動かない。
途方に暮れていると、店員さんらしき人物を発見!!
「すいません!!お金入れたら、チューブが!チューブが!」
パニクって、まるで自販機の使い方をしゃべっているような説明をする。
が、なんとか店員さんは分かってくれたようで、中を開けてチューブを渡してくれました。
6ユーロですからね。流石に今回はスルーできない。
チューブ交換は予想以上に簡単でした。
学校の工作室でやったんですが、そんな大事でもないほどでした。
ということで修理は無事完了。
終わってみればなんちゃないことでしたが、今回はいろんな人が助けてくれました。
自分の事に人を巻き込むのは、あまり良い事ではないですが、相手が困った時には同じように親身になりたいと思います。
【本日のスケッチ】
今回は自転車の鍵。
日本で自転車に乗っているとき、よくライトを盗まれました。あれ、なんで盗るんでしょうね。自転車には無惨にもライトを固定する台だけが残っているんです。
ライトは、外して持ち歩く。なんてことも聞きますが、盗難防止のためにわざわざ取り外すなんてことをするのが気に入らない。
そこで、鍵にライトをくっつけました。鍵は止まっているときに使う。ライトは走っている時に使う。最近では、走行中は鍵を体につけることもあるようなので、今回は腕に付けてみました。
ここから、鍵ファッションとか出来ないかなぁー。